- それでも僕は仕事に向かう!
-
14・決意〜リハビリに集中するために!(それでも僕は仕事に向かう!)
14・決意~リハビリに集中するために!(それでも僕は仕事に向かう!)
そんな入院生活もクリスマスが間近に迫る頃、いわゆる急性期の病院から回復期へのリハビリ病院への転院を考えていかなければならない時期に入ったということでどうするか、妻が病院のソーシャルワーカーさんへ相談したりしてその内容を持って私とこの先どうするのか?話し合った。
私の意思は、今のままでは当然仕事はおろか家にも帰れないし帰りたくない!近くのリハビリ病院に入ってしまうとお見舞いに来ていただく方が多くなり周りへの影響やリハビリに専念できない事が予想され回復が遅れる可能性が高いであろうと予測がついた。
遠く地方のリハビリ病院へ行きたいと告げた!それは普段妻や家族に会えない事を意味するがそれしかないと思いを告げた。自然と涙が溢れでてきていた。
行き先の病院へ病状や現状が伝えられて受け入れできるかどうかの返事を待つ事になった。
窓の外には東京タワーのイルミネーションが私には虚しく輝いていた。
そういえば、この頃は携帯電話も持てない状況だったな~