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「都市と田園をつなぐ循環型社会への一歩」vol.2~福島会津視察協議会



12月11日~12月12日の一泊二日をかけて
福島県の会津地方に「都市と田園をつなぐ循環型社会」の協議会のために
自由が丘の方々と出かけてまいりました。

郡山に到着後10月に実施した、有機ニンジンを生産した畑を見学いたしました。
これは、10月10日の自由が丘女神祭りで、安心安全で、おいしい「ニンジン」を理解してもらうために、福島県のボランティアグループ
「未来農(の)水と土」の働きかけにより始まった事業で、都市田園交流と
協議をするために今回実現に至りました。

視察をした、ニンジン畑は生産できずに荒れていた土地を、未来農水と土の
グループで整備し、民間主導で生産し、安心安全で、おいしいニンジンが出来上がりました。
今までこの土地で、農薬を使用していなかったために、参加している建設関係者が重機を使用し整備をし、人も出し、消毒には地元産の木作酢を使い、虫の対策をしてきたそうです。
循環型の環境サイクルを考えるときに、都市部でおきている課題と問題
田園都市でおきている課題と問題、連携し継続的なサイクルを確立し
循環型環境サイクルの創造に向けての議論は大変に有意義でありました。
いくつものハードルを超えなければなりませんが、次世代に本当に継承
しなければいけないものを求め、実行に移していかなければなりません。

自由が丘女神祭りで無料配布したニンジン畑、これからも土を豊かにしていかなければなり
ません。

ニンジン収穫のあとに
大豆をつくり天日干しをしていました。
そのまま口にしてみましたが「甘みがあっておいしかった!!」

JRが駅を維持できずに、街にお任せしたいという事で街が運営しているそうです、
特産品を販売し、コーヒーを飲みながらのひと時を過ごせます。

末廣酒造㈱の本社「嘉永蔵」です。社長の新城さんも協議会に参加していただき、貴重なお話も
聞かせていただきました。
また、協議会会場として嘉永蔵のお二階をお借りいたしました。

仕込みタンクです、少量の特定名称酒のみを造っています。

頑固親父のこだわり米
自由が丘女神祭りのスタンプラリー景品にも協力いただいた「21八木沢生産組合」の水田視察、農薬を雑草除去に1回しか使用しない田んぼでも、農業用水路上流側に農薬使用している田んぼがあれば意味がなく、田んぼの位置にも気を使うそうです。
刈入れが終わった田んぼに水を張り、下の写真のように「米ぬか」を混ぜながら全体にいきわたらせていました。
これは、米ぬかに「みみず」がよって来るそうで、土を豊かにするための一手間だといいます。
田植えの仕方も少し違い、稲を田植え機で植えるのではなく、種籾を直播するそうで、発芽させる手間は大変だそうで、田植え機の設備投資もばかになりません。直播でも収穫量はさほど減るわけでもなく、雑草のように稲が伸びるわけでもないそうです。
そんな作業を経験させてもらいながら、また来てみたいですね。

米ぬか、そのまま口に含んでも「おいしい!!」この米ぬかを、用水に混ぜながら田んぼへ!
米ぬかといっても、できた米を精米したときにできるわけで、おいしいお米
、安心安全の食材からの「ぬか」の調理方法も模索しています。
送っていただけるとの事でしたので、どなたか”アイデア”ありますか?

時間的に厳しいので報告は随時追加してまいります。

2004年12月12日(日)

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