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それでも僕は仕事に向かう!

4・AEDが怖かった〜(それでも僕は仕事に向かう!)

救急車を待つ間、消防団の方々が駆け寄って来て、「大丈夫か?』と声をかけてくれるのだが、声も出せない!うなづくことも出来ない!どこにも力が入らないかった。

当然そような状況であれば胸にAEDを付けるのだが、「胸じゃないです!」と伝えたいが声も出せず、「頭なんです!」と言いたいことも伝えられずにいた。

正直言ってAEDが誤作動するんじゃないか!と電気が流れてしまうんじゃないか!と、凄く怖い思いをした事が頭に焼き付いている。

消防団の方は知り合いで、きちんと手順通りしていただいた事は、私も救命救急の講習を何度も受けているので間違っておらず、この場を借りて御礼を申し上げます。

話が飛んでしまったが、この時点では意識が少し混濁していて、「あーこのまま死んでしまうかもしれない」と覚悟をきめるくらいに苦しい状況であった。

事実、地方へ行っている妻や長女、出かけている次女や長男に会えずに人生を終えるかもしれないな〜と涙が溢れた「なぜ走るのを止めなかったのだろう!」「なぜもっと早くに止まらなかったのだろう!」「最近疲れがたまっているようだから気をつけてね」と妻の話しを聞かなかったのだろう。取り返しがつかないであろう状況が後悔の場面ばかり思い浮かべてしまうのであった。

救急車のサイレンが聞こえてきてから救急車に乗せられてるまで自分でも危ない状態だなぁと自覚できるくらい体に力が入らなかった。

救急車に乗ってから受け入れ病院を探している最中、少し落ち着いてきた。同乗してくれた顔見知りのお店の方が(地元のお店を2店舗やっている方が、わざわざ戻って来てくれたのだった。)私の名前や知っている限りの情報救急隊に伝えてくれた。

病院につくとすぐにCT検査を行なったのだが、どうにもはっきりとした話はされずにしばらく時間が経ったような気がした。

長女の応援で群馬ににいた私の妻が、新幹線で病院にすぐに駆けつけた。あとから聞いた話であったが私の顔を見た妻は、その時に私がかなり危ない状態でいたのいたのを感じていたらしい。

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