- それでも僕は仕事に向かう!
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42・小さ変化・大きな一歩(それでも僕は仕事に向かう!)
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足首が動き出した!
少しではあるが、足首が動かないために(装具)というものを付けるのだが、正直なところ
私もそうだが、「なぜ,装具をつけるの?」と自分がそうなる前はわからなかった。
実際には無意識的に行なっているから無理だと思いますが、想像してみて下さい。
足首に力が入らずダランとつま先が下がった状態、もしくはつま先はダランとしていないが足首が動かない状態で心細くしっかりと動かない半身麻痺側の足で歩行するとどうなるか?
「つまずく」のである。これを回避するために装具を使うのだが(他にも理由はあるだろうが)
なにせ足首が稼働してくれないとこの装具は外せない。
小さな変化だが希望の光がさす大きな一歩に感じる。
全身の筋肉含め関節等は全て繋がっているんだなと実感するのだが、足が改善傾向にあると腕にも影響があるのだと感じる。
しかし、麻痺していて稼働しない腕を動かすとこれも想像して欲しいのだが、動かしていない筋肉や関節等は動かし出すと耐え難い痛みを伴う。
鉄が錆びて動かなかったものを油を注し稼働させると軋んだり、重かったりするが同じような現象が起こり腕の場合、痛みとして涙がちょちょぎれるほど痛むのである。
しかし、我慢しながらリハビリをするのだが、当然行えばその後筋肉痛になる。これがまた痛い!
後脛骨筋(こうけいこつきん)という内側のくるぶしの下から土踏まずの方のある小さな筋肉だそうだが、麻痺して、稼働していないと足首が体の内側に反ってきてしまいまともに歩けなくなる。
このリハビリの先生は私の体の状態を瞬時に見て判断し、今何が必要な事かを的確に短時間のリハビリの中で行ってくれます。写真は私の状態から、この方法後脛骨筋を伸ばしながら左中臀筋(お尻の筋肉の一部)に力がかかるようにしているところである。(麻痺している事、足首が固い事、バランスを取りにくいため一気に脂汗が吹き出します(泣笑)