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それでも僕は仕事に向かう!

20・口に手に足!それに伴う様々な現象(それでも僕は仕事に向かう!)

20・口に手に足!それに伴う様々な現象(それでも僕は仕事に向かう!)

歩く事、手を使えるようにする事、言葉を上手に話す事!と三つのリハビリを毎日していくのだが、法的な制約でリハビリを行える上限時間があり、リハビリの先生と行うそれだけでは足りない。

そうなれば看護師さんの目を盗んでベットサイドやベットの上で自主トレをする事になる。

回復期の病院では状態においてそれぞれ行動制限がされる。

一人で起きてはいけない!車椅子への移動はしてはいけない!トイレに一人では行ってはいけない!水でうがいをしてはいけない!等様々な事が状況に応じて制限される。守らねければセンサーが取り付けられ極端に自由度が無くなってしまうのである。

私は一日も早く仕事に向かうために目を盗み、時に見つかり怒られながらも自主的なトレーニングをした。もちろん言語など許可を取り空いている場所を借り発音練習や口や表情の自主トレーニングにも励んだ。

この中で一番難しく遅れていったのは、手のリハビリだと感じた。

回復の順序は大きな所からというらしいく、例えば足から手というように、回復するならばしていくらしかったが、どうにも自分では手のリハビリが遅れている気がしてならなかった。

しかし本当に手が使えるためのリハビリの方法など知る由もなく、その中で考えたのは指を硬直させないように退院していい方法を知っている方に出会える事にかけた。

毎朝毎晩日に何度も洗面所にお湯をため、温めてストレッチをする事が日課になった。救いは洗面所のお湯は温泉であり大量に使用しても良かった事であった。おそらく後に、この作業をしていた事が功をそうする事になったしたと思うのである。

それは、動かない左足首をなんとか柔らかくして動くようにとの思いを知った友人が送ってくれたフットバスで足首を温めたことも同じである。

フットバスにお湯を入れるためにケロリンの桶を妻が買ってきてくれ、蛇口から7杯ほど汲んで温め終わったら今度は逆の作業をし片すという孤独で寂しい作業の毎日であった。

これも仕事に戻りたい!歩いて家に帰りたいとの一心からであった。

毎回行っても動かないから浮腫む

お湯の中で伸ばす。凄まじく痛い

お湯の中で曲げ伸ばし

フットバス

温めた後にマッサージをしていました

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