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それでも僕は仕事に向かう!

17・立って!座って!腹筋が! (それでも僕は仕事に向かう!)

17・立って!座って!腹筋が(それでも僕は仕事に向かう!)

一人寂しく「ゆく年くる年」を見ながら平成30年を迎え、復帰へのリハビリテーションに全力で向かうと心に誓い、元旦からリハビリテーションはスタートを切った。

初めは体の基本的な状態を確認する作業から始まり、立って座るという基本的な動作がこんなにもできないのか!と思い知らされ、更に横になっての様々な動作確認で腹筋がなくなっていると言った方がいいほど弱くなっていた。同じように手、足含め全身の筋力が短期間でこれ程駄目になってしまうのかというくらいに筋力は落ちていた。私を担当したPT理学療法士は(PT(Physical Therapist)と呼び自分の子どもと同世代の方であったが真剣に向き合って取り組んでくれた。

リハビリをして最終的にどうなりたいのか?私の意見を最大限に尊重し、それに対して地味だが信念を持って取り組んでくれた。後々報告になると思うが、そのおかげがあって足の出し方がいわゆる「ぶん回し」と言われる麻痺側の足の出し方にならずに済んでいると思っている。脳梗塞による麻痺はどの程度改善するか?梗塞した部位で個々に症状が違い、年齢やリハビリへの取り組み方様々な要因で改善の違いが大きいと思うが、現状では足りない事、やった方がいい事を改善する事を信じてくる日も来る日も悩みながら出口が見えない長いトンネルを歩いているように繰り返し、また繰り返し行っていく事しかなかった。

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