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都市環境委員会
都市環境委員会
本日は本会議中の常任委員会が開催され
私は都市環境委員会の副委員長として
出席をさせていただきました。その中の報告事項で一つ気になる案件が
報告されました。駒場野公園拡張計画(案)についてです。
平成14年7月に総務省研修所跡地を目黒区が「駒場野公園」拡張用地
として取得する方針を決定し、9月には所管の委員会に報告がされました。
16年3月に取得され6月には解体工事が着手されています。この、駒場地域は目黒区の中でも「駒場公園」「駒場野公園」と緑が
多い地域になります。
しかし、碑文谷公園や中目黒公園などと違いスポーツができる公園が
無いために地域の方々は様々なスポーツができる「場」に期待がかかって
います。
また、地域のイベント会場になりうる場所にも事欠く状態で
幅広く活用ができるように、との「声」が私にも多く入ってきていました。
報告の中の基本的考えで(1)広域避難場所へのアプローチ、延焼防止、災害時の一時避難など
防災機能の確保(2)各種レクリエーション、イベント、スポーツのできる広場の整備
(3)既存樹木を活かしたみどりの拠点整備
と、非常に良い基本的考えを打ち出していますが
計画(案)で広場機能を併せ持つ少年サッカー場を整備する。ん?ん? なぜ?いきなりサッカー場なのか
この案でいけばサッカー場に広場の機能が付加されている
すなわち「おまけ」という事でしょう!また、サッカーに貸切利用を土日に限定し
一般区民への開放を前提とした広場機能を確保する。ここでも疑問が
もし、少年サッカーが年間土日を全て使用すると
今年で言えば104日一般区民への開放は平日年間 244日
祝祭日は 17日普通で考えれば、多くの人は(団体も含め)休日すなわち土日祝祭日に
いろいろなスポーツや各種イベントを企画します。
公園も広場もグランドも、そして財源も限られている中で
重なれば抽選などの方法を取れば済むわけですが
この内容であればそうはいかないと思うのは私だけでしょうか?全区的な公園に位置づけられた「駒場野公園拡張地」
大所高所で物を言うならば「公平で公正」な立場や観点から
施策の案を練っていく必要があると私は思います。
ちなみに私は中学時代にはサッカーで目黒区から都大会へ出場してましたし
もちろん野球もやっていました。
個人的には、特に子どもたちが思い切りスポーツができる「場」の
提供をしてあげたい!!と強く思います。この計画案整備費は概算で
2億円(うち国庫補助金1千万円・都市計画交付金2千万円
区一般財源1億7千万円[うち財政調整交付金9千万円])
10月の始めには住民説明会が開かれる予定になります。2004年09月13日(月)